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浅野 雅春; 前川 康成; 吉田 勝
JAERI-Review 99-025, TIARA Annual Report 1998, p.87 - 88, 1999/10
イオン穿孔膜自身の物質分離機能を評価することを目的として、種々の分子量をもつPEGを用い、その透過性に及ぼすイオン穿孔膜の種類及び共重合膜の組成比の影響について検討した。CR-39膜(38m)、CR-39/A-ProOMe共重合膜(38m)は3%IPPを重合開始剤として、70、24時間の条件によってキャスト重合によって得た。重イオン照射は450MeVのエネルギーをもつXeイオンを10ions/cmのフルエンスで照射することによって行った。化学エッチング処理は60の6N NaOH水溶液を用いて任意の時間処理することによって行った。イオン穿孔膜にCR-39膜、PET膜、CR-39/A-ProOMe(50/50)共重合膜を用いた時の40での種々の分子量をもつPEGの透過は分子量が70,000から300までは分子量の増加とともに緩やかに上昇し、106で急激に増加した。この傾向は3つの膜に共通して観察されたが、PEGの透過量はCR-39/A-ProOMe(50/50)共重合膜、CR-39膜、PET膜の順に高くなった。この透過量の違いの原因として、膜の親水性、あるいは官能基(CR-39:-CH2OH,PET:-COOH,CR-39/A-ProOMe:-CH2OH,-COOH,-ProOMe)などが考えられる。次に、イオン穿孔膜にCR-39/A-ProOMe共重合膜を用いた時の40でのPEGの透過に及ぼす組成比の影響について検討したところ、PEGの透過が共重合膜の組成に強く影響を受け、20%のA-ProOMe組成を含む共重合膜で最大になることがわかった。
中川 庸雄; 飯島 俊吾*; 杉 暉夫*; 錦織 毅夫*
JAERI-Data/Code 99-031, 78 Pages, 1999/06
PEGASUSは励起子模型前平衡理論及び多段階蒸発理論による中性子反応断面積を計算するために開発したコードである。線スペクトル及び、核分裂過程は考慮していない。断面積と放出粒子スペクトルを複合核弾性散乱、(n,),(n,n'),(n,p),(n,),(n,d),(n,t),(n,He),(n,2n),(n,n'p),(n,n'),(n,n'd),(n,n't),(n,2p),(n,3n)反応について計算する。また、核子放出の二重微分断面積も計算する。結果はENDFフォーマットで磁気ディスクに出力される。レベル密度、質量欠損、放射捕獲幅、逆反応断面積を格納したパラメータファイルや、これらの系統性式を用意しており、計算の入力データはごく少なくて済む。
坂本 幸夫
KEK-Proceedings 93-15, p.77 - 82, 1993/12
光子断面積ライブラリーPHOTXがANSIでの点減衰核法定数及びENDF/B-VIに採用されている。EGS4で点減衰核法やSn輸送計算の検証計算を行うためには、同一の断面積ライブラリーを用いる必要があり、EGS4の断面積処理コードPEGS4で取り扱いができるPHTOXデータを作成した。原子番号100までの元素に対するK吸収端のエネルギー、1keV~100MeVの41点のエネルギー及び光電吸収端を挟むエネルギーでの光電吸収及びコヒーレント散乱断面積、1.022~100MeVの17点のエネルギーでの電子対生成断面積が収納されている。従来のPEGS4に用いられていたDLC-15のデータに比較して、光電吸収断面積がエネルギーの低い領域で差異が見られる。